ユーザー価値を最大化するための爆速開発

2025-01-29に行われた「プロダクトエンジニア～ユーザー価値を支える技術～」というイベントで株式会社estieのソフトウェアエンジニア木村が登壇した際の資料です。
https://estie.connpass.com/event/340354/

Transcript

1. © 2025 estie Inc. ユーザー価値を最大化するための爆速開発
2. © 2025 estie Inc. 木村洋太 (estie Software Engineer) • 新卒でグリー株式会社に入社。Webメ ディアのバックエンド開発やSaaSプロダ クトの開発を経験。 • 2023/12にestieに入社。現在はテック リードとして、物流・オフィスリサーチ チームの開発をリード。 • 趣味はプログラミング、ボルダリング 自己紹介
3. © 2025 estie Inc. • はじめに o 開発速度が速いとは？ • 爆速開発を支えるチーム文化 o チーム全員で「ユーザー価値」を考える o すぐに開発できるものは「その場で対応」する • 爆速開発を支える技術 o プルリクエストごとのPreview環境 o Feature Toggleを用いたトランクベース開発 o GraphQLを用いた一貫開発 アジェンダ ユーザー価値を最大化するための爆速開発
4. © 2025 estie Inc. はじめに
5. © 2025 estie Inc. 開発速度が速いとは？ 開発速度が速い
6. © 2025 estie Inc. 開発速度が速いとは？ ユーザーにとって価値ある機能を開発 リリースするまでの速度が速い
7. © 2025 estie Inc. ユーザー価値のある機能をリリース 開発速度が速いとは？ ユーザーが困っていないことを速く開発してリリースしても 「開発速度が速い」という印象にはならない
8. © 2025 estie Inc. リリースサイクルが速い 開発速度が速いとは？ • ユーザー価値を考慮しても、リリースした機能が必ず使われるとは限らない • 速いサイクルでリリースし、改善していくことが重要
9. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化
10. © 2025 estie Inc. チーム全員で「ユーザー価値」を考える • 商談・定例への同席 • ユーザーが本当に困っていることを深掘りできる • ユーザーと日頃から話すことでドメイン知識が付く • チーム全員でのロードマップ作成会 • チーム全体で同じ方向を向き開発を進められる • https://www.estie.jp/blog/entry/2025-01-16-pm-blog 爆速開発を支えるチーム文化
11. © 2025 estie Inc. ユーザーが本当に困っていることを深掘りできる 爆速開発を支えるチーム文化 ユーザーの要望 ユーザーが本当に 求めていたもの 伝わった仕様 「出力機能の上限を1000件に上げたい」
12. © 2025 estie Inc. ユーザーが本当に困っていることを深掘りできる 爆速開発を支えるチーム文化 ユーザーの要望 ユーザーが本当に 求めていたもの 伝わった仕様 「出力機能の上限を1000件に上げたい」 ユーザーの求める条件で絞り込みが できなかった 絞り込み機能の強化 なぜ必要か 深掘り 画像はDALL-E 3で作成 https://openai.com/index/dall-e-3/
13. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化 ドメイン知識と開発速度 みなさん 厚木市の大型物件の募集賃料3,000円/坪
14. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化 ドメイン知識と開発速度 厚木市の大型物件の募集賃料3,000円/坪 物流チーム エンジニア 低すぎる！ バグかも
15. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化 ユーザー価値の理解とドメイン知識が プロダクトの開発速度の向上につながる
16. © 2025 estie Inc. すぐに開発できるものは「その場で対応」する 数時間しかかからない改善・機能なら作ってみて考える • 作ってみないとわからないことも多い • 速く作ってリリースすることで、ユーザーからフィードバックがもらえる • プロダクトマネージャーはストッパー 爆速開発を支えるチーム文化
17. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化 すぐに開発できるものは「その場で対応」する 地図出力機能の改善 • マーカーのドラッグ移動 • マーカーの色変更 • マーカーのサイズ変更 今までの仕様では地図出力された画像をパワポ上で 再編集して利用されていた before
18. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支えるチーム文化 すぐに開発できるものは「その場で対応」する 地図出力機能の改善 • マーカーのドラッグ移動 • マーカーの色変更 • マーカーのサイズ変更 地図出力の結果をそのまま資料として 活用できるように after
19. © 2025 estie Inc. 爆速開発を支える技術
20. © 2025 estie Inc. 技術で加速する爆速開発 • プルリクエストごとのPreview環境 • Feature Toggle を用いたトランクベース開発 • GraphQLを用いた一貫開発 爆速開発を支える技術
21. © 2025 estie Inc. プルリクエストごとのPreview環境 爆速開発を支える技術 https://www.estie.jp/blog/entry/2024/10/03/170000 • とりあえず動くものを作ってチームで共有・フィードバックできる • レビュー効率が向上する プルリクエスト #A プルリクエスト #B タグをつけるとデプロイされる
22. © 2025 estie Inc. Feature Toggleを用いたトランクベース開発 爆速開発を支える技術 main 機能A 機能B-1 tag v1.0 機能A リリース 機能B-2 機能C tag v1.1 機能B, C リリース • 機能開発を小さい単位でどんどんmainブランチにマージできる • 他の機能開発が未完成でも影響なくリリースを進められる • リリース前に社内公開でき、商談や定例でユーザーからフィードバックをもらえる
23. © 2025 estie Inc. GraphQLを用いた一貫開発 • デザイナー・デザインエンジニアがバックエンドまで一貫して開発できる 爆速開発を支える技術 バックエンド フロントエンド・デザイン GraphQL 移行 バックエンド フロントエンド・デザイン
24. © 2025 estie Inc. まとめ
25. © 2025 estie Inc. まとめ ユーザーにとって価値ある機能を開発 リリースするまでの速度が速い チーム文化 爆速開発 技術