Rubyの!メソッドをちゃんと理解する

Rubyの!メソッドに対する理解を深めることを目的に、!が例外を出すものや破壊的操作を示すという単純な解釈から一歩踏み込み、「より危険に見える処理」に対して慣習的に付けられていることを整理。Ruby on Railsの慣習に引きずられすぎず、自らの判断で適切に!を使う重要性を考察する内容です。

Transcript

1. Rubyの!メソッドをちゃんと理解する Yuto Urushima (@alstrocrack)
2. Backend Engineer from Hubble 大学時代の専攻: 建築学 自己紹介 漆島 裕人 @alstrocrack
3. def xxx! https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/doc/symref.html#ex
4. 自分の!メソッドの理解（before） 明示的に例外を発生させうる find_by!, first!, create! 元の文字列を直接変更する String#upcase!, Array#sort!, Array#uniq!
5. 自分が!メソッドを記述していたコード例
6. あれ？でも、そもそもいつでも例外 なんて起こりうるよね？
 というか、そもそもそれが「例外」 だよね？
7. Q.
8. A.
9. https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/doc/symref.html#ex
10. Rubyの!メソッドはそのほとんどが 同名の!なしメソッドとペアで 存在している！
12. exit vs exit! exitは例外 SystemExit を出してくれるが、 exit!は例外を出さずにプロセスを終了 → より「危険」である可能性がある
13. じゃあ「破壊的」の 定義って？ メソッドのペアによって異なる！ Railsではたまたま「例外を出す」 方が!メソッドである場合が多いが あくまで一例。
14. まとめ 9 !メソッド & !なしメソッドをペアで実装する際には「例外出す方」ではなく「より危険な（に思え る）方」に!をつけB 9 !メソッドは慣用的なものであり、あくまで作者の判 9 自分みたいにRuby on Railsの慣習のようなものに引っ張られすぎない
15. Hubble Hubbleは、適切な権限統制のもと、契約に関する 相談・依頼から管理まで一元化。
 生成AIを活用しやすい基盤を整備し、契約情報の スムーズな管理と活用を実現します。 Backend Tech stack
16. Thank you !